< seagulloopからお知らせ >
いつもseagulloopを応援して頂いてる皆様、ありがとうございます。
2/27のライブにて発表させて頂いた通り、突然ではありますが、
今年の夏をもって、活動を一時休止することになりました。
今回の発表を残念に思ってくれた皆様、心配して頂いた皆様、本当にすみません。
バンドとして新たなる目標を模索する為に必要な休止であり、メンバーでよく話し合った結論です。
また、これも前向きな活動のひとつとして僕らは捉えていますので、どうかご理解を頂ければと思います。
しばらくの間seagulloopとしての活動は休止しますが、
活動休止までは、ツアーやワンマンライブと勢力的なライブ活動を考えております。
活動休止までの期間、これまで以上に全力で活動を行ないますので、応援をよろしくお願いします。
seagulloop
< message >
いつも応援してくれる皆様へ
2.27@横浜BAYSISに来てくれた方はもう御存知かと思いますが、seagulloopは今年の夏をもって活動休止します。
まずは、悲しませてしまった方、ごめんなさい。
驚かせてしまった方、すみません。
せいせいしている方、一安心。
なんにせよ気にかけてくれた全ての人に、どうもありがとう。
思えばseagulloopも、サラブレンドを追い越してもう9年目。サラブレンドを入れれば今年で17年、その間、大して売れてもいないのに、ほとんど同じようなメンバーでバンドをやり続けてこれたことは案外奇跡だなと思ってます。
そして、それは本当に紛れもなく今こうしてこれを読んでくれているみんな一人一人のお蔭です。
どうもありがとう。
でも、この素晴らしい17年間のその一方で、自分もそれなりに歳を重ね、人並みに人生について考えてみたりしていましてね。
まあ別に今更安定がどうの、格好がどうのなんて思ってないんですけどね。そういうことでなく。
そもそも続ける余力があるのか無いのかって問われれば、全然あります。
続けていくことは出来ますよ、余裕でね。
それに伝えたいことだってあるし、やりたいこともまだまだ沢山ある。
でもね、
ふとした数年前のある日に思ったことがあって。
「俺らは戦ってないな」って。
多分このままの活動を続けてても、俺らはきっと勝ちもしないし、負けもしない。
平たく言えば、上にも行けないし、下にも行かない。
僕にとってバンド活動というものは戦いだと思ってます。それはバンドを始めてからずっと。
だから、戦ってもいないのに、戦ってるみたいな顔してみんなの前に出てくのが嫌になっちゃったんですよね。
seagulloopはさ、やっぱりベースキャンプであって、最前線なんだって思ってたから、戦ってないなって思ってしまったことで何かが崩れてしまったのは確かで。
僕らにとって戦に赴く武器って、もちろん信頼出来るメンバーと奏でる音だったり、
愛すべき楽曲だったりするけど、根本的にあるのは、青臭いけど、やっぱり希望や野望や夢だったんだと思います。全てを捨てても!って想い。
そう考えるとやっぱり今の俺らは、残念だけどやれてないことが多すぎる。
後輩とか見てて思うけど、なんかいつしか動けてない自分に恥ずかしさすらあってね。
「じゃあやればいいじゃん」「あの頃みたいに戦えばいいじゃん」って思う人もいるだろうし、自分でも何度もそう思ったけど、今の俺らにはそれは無理なのかなぁって。
今seagulloopのメンバーはそれぞれ恵まれてることにみんな音楽の仕事をしていて、それで生業を立てていて、それはさ、今までの17年間が積み上げた個人個人の結果なんだよね。
それはさ、20歳そこそこだった俺らがバンドがあるから急遽バイト休むとかって感覚では無いんだよね。
いつしかバンド活動という大義をそこまで振りかざせなくなっってしまったんだろうと思う。
自分も含めて、メンバー個々が必死で音楽で食っていこうとした結果でもあるしね。
そういう意味ではとても素晴らしい音楽人とバンドが出来たんだなって本当に、やっぱり奇跡に思う。
まあでも、それでもやっぱり必死こいて続けてこれたのは、不安も挫折も迷いも全部その都度塗り替えてくれたのはキレイごとでもなんでもなくて、それはやっぱり応援してくれるみんなの笑顔だったんだと思います。本当に。
みんながいたから出来た。みんながいるからそこにいた。
そんな人を裏切ってはいけないって心に誓った時もあった。まあ何をもって裏切る、裏切らないのかって話でもあるけど。
でも残念ながら、今の俺らは今以上のみんなの期待には応えられないって思った。
格好悪いことを言って申し訳ないです。
でもね、seagulloopは解散するんじゃない。
あくまで活休。お休みです。
どんな形になるかは分からないけど、もっともっとメンバー個々の力を強くして、もっと強い、素敵なミュージシャンが集まったバンドとしてもう一度戦える僕らになりたいと思います。
「さよなら」ではなく「また会おう」です。
ちょっと会えなくなるのは寂しいですが、みんなが気にかけてくれたseagulloop全員で出した「今」の答えです。
ひとまず夏まで続くseagulloopの詳しい日程は後日出すので、出来るだけ会いましょうね。
さて。
この先には何が待ってるだろう。
ワクワクしながらまた歩いていきたいと思います。
だから、これからもよろしくお願いします。
Vo.G 青葉 紘季
いつも応援ありがとうございます!
待っててくれるみなさんがいてくれたからいつまで続けられるかわからない旅を続けてこれました。
あらためて、ありがとう。
これからも続く僕らの旅が、”ただ揺蕩うだけのもの”にならないように、少しの間、充電させてほしいと思います!
帰って来る時には、「やっぱシーガだよな。」って必ず言わせたいと思います。
Key. ツタナオヒコ
前身サラブレンドでベースを握ることになって始まった音楽人生。
それももう数えて丸15年。
サラブレンド、seagulloopの活動を通して僕はこのふたつのバンドに育ててもらい、またお客さんの温かい応援によって、成長させてもらいました。
バンドに育ててもらうという事は、同時にバンドを育てていく事と同じだと思ってます。
今回の活動休止、悲しい気持ちにさせてしまった方へは本当に申し訳く思っています。
これからもseagulloopに育ててもらう為、そしてseagulloopを育てていく為に、活動休止こそが、いま1番必要な栄養素のようなものだと、思っています。
色々な事があったけど、これまでに一度もしたことがない止めるという活動。
どうかご理解頂き、ステージに舞い戻って来る日を楽しみにしててください。
ba. 安藤乱
振り返ってみると、幸いな事に、音楽をずっとやってこられる環境にいました。
きっとこの先も、ご縁があれば、求められれば、音楽を続けていけるでしょう。
活動休止というと、なんだかこそばゆい気もしますが、応援してくれる皆さんに、また笑顔で会うためのお休み期間です。
また皆さんにお帰りって言ってもらえるように。
では、ちょっと行ってきます!
また会いましょう。
Dr. 迫昌弘
< seagulloop / mini album「あいのうた」トレーラー>